講師の塾長補佐、金田です。

本当にSEOに強いテンプレートはあるのか?

ワードプレスでSEOに強いテンプレート(テーマ)を検索すると、だいたい出て来るテンプレートのメンバーは決まっているのであるが、問題は「そのテンプレートがなぜSEOに強いのか?」実はだれも定量的な検証を行っていない事に気がついているだろうか?
例えば、

「私のオススメ SEOに強いワードプレスのテンプレート10傑!」

1位 GERIZOH

2位 AHOTARO

3位 ・・・・・・・

のような紹介記事はたくさんあっても、

ワードプレスのデフォルト・テーマであるTwenty Seventeenと比較して、私のオススメする○○というテンプレートを使った検証で、

・このテンプレートで1か月間の検索エンジン経由のアクセスが1.5倍に増えました。下のグラフをご覧ください。

・このテンプレートでGoogle検索エンジンの検索順位が10位から最高3位になりました。下の検証結果をご覧ください。

という解説は一度も見たことが無い。

なぜなら、テンプレートを交換したくらいで、そんな現象はまず起きないからである。

冷静に考えよう。

Googleの品質ガイドラインには「こんなテンプレートがいいですよ」なんて一言も書いていないし、検索順位がワードプレスのテンプレートで評価されるなどという話を聞いたことが無い。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)

もし仮に、そんなにSEOに強いテンプレートが存在するならば、世界中のワードプレスユーザーが我先に入手するだろうし、Google検索結果の上位はまったく同じテンプレートで埋め尽くされるであろう。

Googleの品質ガイドラインに記述も無いし、検索結果の上位が同じテンプレートで独占されている事実も無い。

普通に他のユーザーが使用して悪評や問題が見られないのであれば、意識しなければならないほどSEOに強いテンプレートなんて存在しないという事なのだ。(多少の影響はあっても無視できるレベルの微量なのである。)

なぜ、彼らのオススメがSEOに強い!と言えるのか?

その理由を推察すると、

①なんとなくSEOに強そうだから。

②ネットでほかの人がそう言っているから。

③業者の宣伝文句を鵜呑みにした拡散。または業者のステマ。

④レスポンシブWebデザインだから。

(→今時ほとんどのワードプレスの主要テンプレートが採用している。なぜアドバンテージになるのか?)

⑤ソースがシンプルで綺麗だから検索エンジンに評価される。

(→このテンプレートはソースが小汚いから検索順位下げるわっ、てグーグルのアルゴリズムが考えるのだろうか?またソースの綺麗さで勝負が決まるのならHTMLの静的ページのほうが綺麗でシンプルに作れるはず。)

みたいな話なんだと考える。

SEOに強いテンプレートを探し回る意味は乏しい。

SEOに強い弱いでワードプレスのテンプレートを探し回るのは時間の浪費である。

ただし、検索順位に影響を与えるかどうかは別として、海外の人が作ったマニアックなテンプレートはソースが無茶苦茶汚い可能性は確かにある。これが不安な人もいるかも知れない。

だから、テンプレートは以下の3つを見て決めるといい。

1.どんなデザインが自分のブログ構想にマッチしているか

ブログを設置する際は、「こんなデザインのブログにしたい。」という希望は誰でもあるだろう。カスタマイズなしでそのデザインを実現してくれるテンプレートを探すのが早い。テンプレートには無料・有料があるが、無料のテンプレートを自分でカスタマイズするくらいなら有料版を買った方が安上がりのケースも多々あると思う。自分の好みのデザインはブログ運営のモチベーションにも影響するからチョイスに時間をかけたい。

2.そのテンプレートを使っているユーザー数は多いか

ユーザー数が多いかどうかは非常に重要である。

有料・無料問わず、辛口のワードプレス・ユーザーに支持されているメジャーなテンプレートは優れた設計で制作されているので安心して使うことができる。

また、ワードプレスは柔軟性・拡張性が高い分、不具合が起きるケースも多い。その際にユーザー数が多いテンプレートはネットで解決策を探しやすい。先駆者達が解決方法をネット上にアップしてくれているから実務的に楽なのだ。逆にユーザー数が少ないものや海外のユーザー数は多いが日本人のユーザーが少ないテンプレートは不具合時に解決策を探すのが難しい。

テンプレート決定の際「○○(テンプレート名) カスタマイズ」というキーワードでグーグル検索し、日本語の記事がどの程度ヒットするかチェックしてみよう。大量に日本語記事がヒットし使っている人が多そうならまず大丈夫。逆にあまりヒットしないものは何らかの理由で日本人が敬遠している可能性が高い。この場合は注意して欲しい。

3.重いテンプレートか軽いテンプレートか

デザイン重視でスライダーがくるくる回転してくれるようなテンプレートは、シンプルなデザインのものよりも読み込みが重くなってしまう可能性がある。安価なレンタルサーバーを使う際はレスポンスが悪化するリスクが高く、これはSEOに悪影響を及ぼす。こういったテンプレートを使いたい場合はレンタルサーバーの選択も気をつけたい。

ページの読み込み時間を最適化します。表示の速いサイトはユーザーの満足度を高め、ウェブ全体の質を向上させます(特にインターネット接続速度が遅い場合)。PageSpeed Insights や Webpagetest.org などのツールを使用してページの読み込み速度をテストすることをおすすめします。

ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)>一般的なガイドライン>訪問者がページを利用しやすいよう手助けする

 

以上3つのポイントで自分に合ったテンプレートを探してみて欲しい。

繰り返しになるが、上記の3点を踏まえればSEO対策の強弱を特に意識しなくていい。存在するとしてもミクロレベルの話で貴重な時間をロスしてはならない。本質的にSEOに強いか弱いか?、それはあなたがこれから書く記事の質が決めるのだから。

それでは楽しいブログライフを。
(了)


講師 金田

塾長補佐 金田三蔵

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